2012年4月30日月曜日

月兎の癒しのひととき★彡



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エミネム&50セント
(2010.02.23/10:22) CM:12 | TB:0

/(*^-^)\ こんにちは〜

今日は、ちょっと映画と音楽の話を交えてお話したいと思います。
ヒップホップにあまり興味が無い&良く分からない。
そんな皆さんにも是非、知って欲しいなぁ・・・と思ったお話です。
この映画を観ていないという方には、特に知って欲しい内容です。

月兎は、特別エミネムのファンという訳ではありませんが
こういう音楽のルーツを知りたいと思って当時この映画を観に行きました。
とても勉強になったので、ここでお話しようと思います。
長文になりそうですが、読んでいただけると大変嬉しいです(*´ー`*)♪

白人ラッパー「エミネム」の下積み時代を下敷きにした半自伝的映画です。
なんだ。。エミネムか。。流行の音楽のアレでしょ?と、思う前に
ちょっと・・ ・月兎のこのお話を読んでみて欲しいと思います。

そもそも「8マイル」というのは何かご存知でしょうか?
「8マイル」とは、デトロイトに実在する「8マイル・ロード」というストリート名で
都市と郊外を隔てる境界線でもあり、そしてこの道は、富裕層と貧困層
つまり、白人と黒人とを分けるラインになっている道なんですね・・・

全米で2002年に公開された「8マイル」というこの映画。
公開の週末3日間で、約66億円というケタ外れの興行収入でNO.1を記録。


何は、無線ひよこに何が起こった

MCというフリースタイルで相手をディス(簡単に説明すると言い合い)
しながら、お互いのスキルを競うというバトル(MCバトル)
リズムに合わせマイクを片手に、相手に言いたい事を言って
詰まったり、言葉を失うと負け。という感じのバトル。
観客は「どちらが勝つか」に、お金を掛けているわけです。

「ラップは黒人のもの」という先入観から、初めは白人がラップ?と笑われ
馬鹿にされ相手にされず絶望を味わいますが、彼の実力はとても優れており
やがて、観客の黒人達も彼のラップに徐々に魅了されていきます。
この映画は「いつか8マイルを越えてあっちの世界へ」という想いに
エミネムの根性と、� ��をみたような映画でした。

エミネムの生い立ちは、幼い頃から極貧の環境に育ち12歳頃までカンザスシティと
デトロイトを母親と2、3ヶ月ごとに転々とし友達もできず、いじめられ自殺未遂も経験。
そんな環境の中、白人である彼も自然とヒップホップに親しむようになったようです。

映画の主題歌でもある彼自身の曲「ルーズ・ユアセルフ」は
12週に渡ってビルボード・チャートNO.1を記録しました。
アカデミー賞最優秀主題歌賞にも輝いた1曲です(日本語訳付)

そして、エミネムと言えば・・・絶対に知って貰いたいのは「50セント」
彼の「50セント」というMCネームは、1980年代にニューヨークのブルックリン界隈で
30人あまりを殺害し、たった50セントでも、殺人を請け負ったと� �れる実在の
ギャングスター(ケルビン・50セント・マーティン)に由来しているそうです。


一度かま倍兆し誰が恥ずかしがり屋

そんな「50セント」の生い立ちは・・・
母親はドラッグ・ディーラーで、彼を15歳の時に生んだ後、彼が8歳の時に
何者かに殺害され、父親はおらず、その後は祖父母に育てられます。
そして12歳の時に自ら麻薬売買を始めます。1996年、ランDMCの
ジャム・マスター・ジェイ主催のレーベルと契約しラップの基礎を学びます。
それまで50セントは小節の数え方や、コーラスの作り方を知らなかったそうです。

このランDMCのジャム・マスター・ジェイは2002年、37歳の時に
スタジオで銃を持った犯人に頭を撃たれて死亡しています。
エアロ・スミスとの大ヒット曲「Walk This Way」を一緒にしてた方です。
「Aerosmith ft. Run DMC - Walk This Way 」
この曲は、ロックの歴史に残る偉大な名曲ですよね♪

しかし・・・50セントは2000年に祖母宅前で9発の銃弾を被弾する銃撃事件に
巻き込まれ、レコード会社がトラブルを恐れ、彼との契約を解除。
この銃撃事件で彼は顔にも銃撃を受け、その影響で声質まで変わっているそうです。
この事件がきっかけで、アメリカのレコード会社のブラックリストに載ってしまい
アメリカでは仕事が見つけられなくなってしまいました。
そんな時エミネムの目に止まり、彼のレーベルからデビューし、瞬く間に
世界の頂点に伸し上がり、大成功を収めたラッパーが「50セント」です。

そんな、50セントの2002年の爆発的にヒットした曲です(*´ー`*)♪〜
この曲のPVでは、エミネムが登場しますが、これは上の話のように
エミネムと50セントの深い繋 がりを意味しています /(^-^*)\

50 Cent - In Da Club


こんにちはお元気ですか

世界の音楽の2大イベントとして知られる「グラミー賞」と
「MTVビデオ・ミュージック・アワード(VMA)」
これは(VMA)で50セントが受賞した時の写真で、確か2003年だと思います。
これは「50セント」が受賞した時の写真ですが受賞の際、隣に座っていた
エミネムと会場から二人でステージ上がり一緒に賞を受け取っている所。
この時、月兎はTVで観ていて、50セントが言った言葉に感動したんですが・・・
その言葉を覚えてなかったりします(´・ω・`*)スミマセン。。
一緒にライヴしたりと二人はファミリーな関係なんです(*´ー`*)♪
なので、エミネムと50セントは是非、コンビで覚えていて貰いたいです。

ラップという音楽は、ヒップホップの中の一つですが
環境の良い日本に住んでいると、彼らの生活環境というものが
私達とかけ離れている事もあり、聴く事は出来ても、彼らの訴えや想い。を
理解するのは不可能かと思います。ただ、アメリカには、こういう世界もあり
こういう音楽ルーツがあって、現実に存在しているという事実ですね・・・
話だけですが、ラップという音楽を知らない人に少しでも知って欲しいなぁ。。
と思い、月兎の知識の範囲で、長文になりましたが書いてみました。


そして最後に、50セント出演の映画「Get Rich or Die Tryin'」
ドラッグディーラーからヒップホップスターへの成り上がりを描く
自身の実体験をベースにしていると言われている自伝映画です。
2005年にアメリカで公開されましたが上映館で射殺事件が起き
トイレで4人の観客が口論となり銃を発砲。30歳の男が3発撃たれ
収容先の病院で死亡。容疑者は特定できずに同劇場はこの映画を中止。
公開当時、そんな事件もアメリカでは起こってしまったようです。
月兎は、この映画をまだ観ていませんが、いつか観たいです/(^-^*)\

「Get Rich or Die Tryin'」映画予告編アメリカ

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