2012年4月24日火曜日

意味が分かると怖い話とは (イミガワカルトコワイハナシとは) [単語記事] - ニコニコ大百科


 

意味が分かると怖い話とは、文字通り
「一見普通に読むと怖くないが隠れた意味が分かってしまうとすごく怖くなる」話の事である。

 

意味が分かると怖い概要

2ch(2ちゃんねる)から発祥した怖い話であり、コピペ等のまどめサイトが数多くあるシリーズの総称である。

上記の怖い話の数々は有名なコピペだが、これだけでは意味は分からないであろう。
しかし隠れた意味に気づいた・知っている人にとってはものすごく怖いコピペに変わる。

文章の中に答えとなるヒントが隠されているので、少し考えれば分かる問題が多い。
……が例外もあり、予備知識がないと解けないものもある。

他のサイトではネタバレ防止の為に文字を反転(ドラッグ)しなければ解説が読めないため、携帯で見る人は要注意。


 

意味が分かると怖い「コピペ」定義の例

①直接文章の作者に質問しなくても、読めば真相が論理的に理解できる。
または真相を理解した人間からの説明でも理解出来る。

②「犯罪」「オカルト」「サイコ」「不思議」のいずれか要素を含む内容である。
(「恐怖」の定義は困難であるため、ジャンルとしての前提)

③所謂「不幸の手紙」系統のものでは無い。

④人によってどの話が怖いのかは個人差がある為、一概に「この話は絶対に怖い」ということはない。

⑤原則としてコピペであること。

 

当掲示板での怖い話の出題&ルール

当記事の掲示板内でも上記のルールを守り出題が行われている。
但し、この記事は「意味が分かると怖い」コピペである為、基本的にスレでもコピペを貼っていく。
が、例外もあり掲示板内では自作の「意味が分かると怖い話」を貼っていく人もいる。

【参加者】

 【出題者】

 以下は中断について。

  • 何かの事情でしばらくの間回答出来ない場合、出来る限りスレで中断宣言をすること。
  • 中断宣言があった場合、もしくは3日以上回答がない場合はその出題を中断扱いとし、割り込み出題OK。
  • 事前に中断宣言があった、もしくは割り込み中に復帰宣言した場合は割り込み問題を終了し、一日以内に問題を再開すること。
  • 問題の中断は一度のみとし、割り込み問題終了後一日以内に再開出来なかった、もしくは出来ない場合は【解説】or【回答】を葉って終了とする。

 【全員】

レスの内容を分かり易くする為にできる限り、
【コピペ】【自作コピペ】【質問】【解説】【回答】【相談】【雑談】などを頭につけること。

 

>>240よりこの項目でのルールを適応することにする。

 

意味が分かると怖いウミガメのスープ

意味が分かると怖い話は文章の中にヒントを多く入れ、考えれば誰でも分かるように作られていることが多いが、
ウミガメのスープと呼ばれる話では出題者と質問者に分かれて、
全員参加型の謎解きクイズを掲示板などで行うことで有名。
ただし全ての話が怖いわけではない。

元ネタはポールスローン氏の本「ウミガメのスープ」より。

ヒントを入れすぎると質問することがなくなってしまう為、
ヒントはあまり入れず、質問者に質問させるようにするのが基本。
つまり、何度か質問しないと正解にたどり着けないようになっている。
質問の内容はYES/NOで答えられるもののみ。

ウミガメのスープの中にはブラックなオカルト系なものもあり、意味が分かると怖い話と少し通ずるものがある。

※尚、ウミガメのスープはコピペではない。

 

意味が分かると怖い話

ここでは怖い話をコピー&ペーストして次々と書き込んでいくコーナーになります。
問題の回答を知りたい場合は解説の空白部分をドラックすると浮き出てくる、かも?

①~③⑤まで

 

ストーカー

今日もまた上司に怒られた。OL仲間の間でもかなり評判の悪いハゲだ。
「私のストーカーの犯人もあのハゲだったりして…」
そんなことを考えながら私は帰宅した。
家といっても二部屋しかないボロアパート。リビング+キッチンと寝室だけ。
窓もリビングにしかない。安いからいいけど。

玄関の鍵を開けて部屋に入るとびっくりした。リビングにあったタンスが荒らされていた。
そういや、朝食を食べに出たときに鍵をかけ忘れて、そのまま出勤したんだ…
くそ!窓は全部鍵がかかっているから玄関から入られたんだろ。
あー気持ち悪い。むかつく。死んでほしいと思う。もう今日は疲れた。警察には明日行こう。

私は玄関の鍵が閉まっているのを確認し、寝室に向かった。

解説

彼女は朝鍵をかけなかった、と言っている。
しかし帰って来た時は鍵を開けて家に入った。
もちろんこの家の鍵は彼女が持っている1つだけ。
ということはストーカーはまだ家の中にいる。

小屋

真冬の出来事です。
ある男達が登山に出掛けて行きました。
歩いているうちに雪が降りだし、風が吹き… 前に歩けないような悪天候。

すると目の前に運良く山小屋が見えたので避難することにしました。

小屋の中は寒く、疲れきった男達はいつ寝てもおかしくない状態…
しかし眠ってしまったら死んでしまうかもしれない…
すると、一人の男が言いました。
「一人一人が部屋の隅に座り、移動しながら肩をたたき合う」

a→b
↑   ↓
d←c

こうして四人は朝までお互いの肩を叩き合い、無事生還する事ができました。

解説

彼らがやった方法にはある重要な欠点がある。
最初にaがbに、そしてbがいた所にaが残り次にbがcの所へ、
これを繰り返すとdはaがいた所に行くと誰もいないはず。
ようするにこの方法は。5人いないとできない。

居もしない5人目は誰だったのか・・・

メール

パソコンをしていると一通のメールがきた。
なんだろうと思い開いてみると

「ひとりになったら死ぬ」

の一言しか書いてなかった。
俺はちょっとビビった、イタズラメールだと思ったのだがその後すぐに、同棲している彼女が
「コンビニに行って来るから-」
と言ってきた。

俺は一瞬焦った。
このままだとひとりなる…
いや、でもあれはただのイタズラだ。
そうに違いない。
まさか彼女に「怖いから行かないで」とも言えるわけがない…

「じゃあ行って来るから-」

「……うん」

三十分後

なんだ、大丈夫じゃないか!ビビらせやがって…
やっぱりイタズラだったんだな。

それにしてもあいつ帰ってくるの遅いな。

解説

「ひとりになったら死ぬ」というメールは誰のことを指していたのか?
死んでいないので「俺」ではないことは確かだ。
他にひとりになってしまった人物はいるだろうか?
そう、つまり死んだのはひとりでコンビニに行ってしまった彼女ということになる。

どっかで聞いた話なんだけど。
なんか友人から聞いたらしい話で

宗教入ってる知人の家族と夕食とることになったんだと。

それが焼き肉なんだけど肉は何なのか言ってくれない。

人の肉かも、と思って食べたら違ったって。

結局何の肉だったんだろう?

解説

その友人は肉を食ってみて人間の肉かどうかわかるということは
友人は人間の肉を食ったことがあるということがわかる。

サウナ

銭湯に行った。あがる前にサウナで一汗かくのが俺の日課だ。
俺が入って一分くらいで男が入って来た。
勝負だ。こいつが出るまで俺は出ない。これも日課だ。

10分経過。相手の男は軽く100キロはありそうなデブだった。

15分経過。滝のような汗を流すくせに頑張るじゃないか、デブめ。

18分経過。ついにデブが動いた。今にも倒れそうな程フラフラになりながらサウナを出て行く。
俺の勝ちだ!俺はサウナルームの真ん中でガッツポーズをとった。

 

 

目を覚ますと俺は見慣れない部屋にいた。どこかでみたようなオッサンが覗きこんでくる。
番台にいたオッサンだ。オッサンは言った。

「私が点検に行った時君が倒れていたんだよ。ドアにもたれかかるようにして失神していた」

どうやら熱中症を起こしたらしい。少しがんばりすぎたか。オッサンはやれやればかりに

「君を運ぶのにはまったく骨が折れたよ。今度からは気をつけてくれよ」

俺はオッサンにお礼を言って帰った。ビールでも飲んで寝るとしよう。

解説

語り手である「俺」は同一人物か?
実は下の文章の語り手は「俺」ではなく「デブの男」。
しかもデブは扉に寄りかかっていたので、
まだ上の文章の「俺」はサウナの中に取り残されている。

イヤホン

今日9800円で買ったイヤホンが壊れた。

大音量で聞いていたせいかいきなり途切れやがった。
くそ。9800円もしたのに。

腹が立って45万円のプラズマテレビを叩きつけた
ハッと我に返りあわてて壊れていないか確認した。画面が映る。良かった。と思ったら音が出ない

くそ。45万円のプラズマテレビも壊れてしまった。

それにしても今日は静かだな 気晴らしに散歩にでも行こう。

解説

読めば分かると思うが、耳の鼓膜が破れてしまい何も聞こえなくなってしまった。
彼はいつ自分の聴力がなくなったことに気付くだろうか…

変質者

先日、地元のトイレで覗きされてしまいました……orz

きれいなトイレではないので、普段は行きたくはないのですが、そのときは我慢出来ずに駆け込みました。

用を足して立ち上がると、不意に背後から視線を感じました。

ふと後ろのドアの方を見ると、トイレの床から約5センチの隙間から覗かれてたんです!

男性の目が、そこに2つ横に並んで私をジッと見てました。

確実に一部始終見られてます…最悪

もう恐怖と動揺で頭がパニックになり、震えが止まらず他の誰かがトイレに入って来るまで外に出られませんでした。

みなさんも気をつけて下さいね。

解説

あなたは地面からたった5センチしかない隙間から両目をだす事はできるか?
この話が本当なら両目から下は何も無い人物か、幽霊にしか実行できないことに気付く。

赤い部屋

ある地方の女子大生が東京の大学に進学が決まり、東京に一人暮らしする事になりました。

とあるマンションで生活を始めているうちに、ある日部屋に小さな穴があいてるのに気づきました。


終了サタデー·ナイト·フィーバー

その穴は隣の部屋に通じていて、なんだろうと覗き込みました。

すると、穴の向こうは真っ赤でした。
真っ赤な背景の中を、黒い影がちらちらと動いています。

隣の部屋は赤い壁紙なのかな、と思いつつ次の日も次の日もその女子大生は穴をのぞいていました。

いつ見ても赤かったので、隣の部屋が気になる女子大生はマンションの大家に聞いてみることにしました。

「私の隣の部屋にはどのような人が住んでいるんですか?」

 

大家は答えます。

 

「あなたの隣の部屋には病気で目が赤い人が住んでいますよ。」

解説

語り手が見ていた赤い部屋とは部屋ではなく隣人の目。
そしていつ覗いて見ても赤かったということは隣人は常にこちらを覗いていたことになる。

ある女性が気味の悪い無言電話に悩まされていた。

「もしもし?」

「………」

「もしもし?」

「………」

いつもここで怖くなって電話を切るのだが、我慢できなくなって、彼女は叫びました。
「いい加減にしてよね!」
すると受話器のむこうから、押し殺したような声が聞こえたのです。
相手が喋ったのはこれがはじめてです。

「殺してやる」

さすがに怖くなって身の危険を感じた彼女は、だめでもともとと警察に相談してみました。
ところが最近は、そういったストーカーの犯罪が深刻化しているためか警察は詳しく話を聞いた上で彼女の電話に逆探知機を設置して捜査を行ってくれることになったのです。

次の日もやはり、無言電話はかかってきました。慎重に受話器を取り上げ、耳に押し当てる女性。

「もしもし?」

「殺してやる」

昨晩のあの声でした。その時です。彼女の携帯が鳴りました。警察からです。

「すぐに部屋から出なさい!」

解説

犯人は家の近く、もしくは家の中にいた。
電話を逆探知した警察は慌てて彼女に電話をした、が時すでに遅かった…

少女

一人の女の子がいた。性格は明るく、小学校ではたくさんの友達に囲まれていた。

また、女の子は大のおじいちゃん子で、おじいちゃんも女の子のことを本当に可愛がった。

しかし、おじいちゃんは今入院しており、余命は長くなかった。

医師がもう残りわずかな命であることを伝え、女の子は両親に連れられ病院に行った。

病室で女の子の両親はおじいちゃんと話した後、医師の説明を受けに病室を出て行った。

病室には女の子とおじいちゃんの二人。
女の子はおじいちゃんに学校のことや最近楽しかった事など色々なことを話した。

しかし女の子は途中で泣きながら

「おじいちゃんいなくなるの?」
と聞いた。するとおじいちゃんは

「おじいちゃんが死んだら、お父さんとお母さんと一緒に悲しんでくれるかい?」
と言った。女の子は

「うん…でも死んじゃいやだよ」
とつぶやいた。

その後女の子は家に帰ることになり、その次の日おじいちゃんは帰らぬ人となった。女の子はその日、わんわん泣いた……。

1ヶ月後、ある記事が新聞の隅に載った。
一部抜粋すると

「一家心中、動機は全くの不明。女の子の名前は斎藤加奈ちゃん」

解説

女の子の名前は「かな」
おじいちゃんが言った。
「悲しんでくれるかい」をかなちゃんは
「かな死んでくれるかい」と勘違いし、一家心中してしまった。

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超能力

ある日、地方に住んでいる6歳の幼女が1人行方不明になった。
どこを探してもいない、警察も検問を各地に配置したが一向に見つからない。
警察も諦めていた。

1ヶ月後諦めきれない親がアメリカで有名な透視能力者を大金を叩いて招いた。

早速両親は娘がどこにいるのか透視してもらった。
透視能力者は透視を始めた。
何分かたって透視能力者は一言。

「この子は元気です」

この言葉に両親は大喜び
さらに透視能力者は

「この子の周りには豪華な家具が見えたので多分、裕福な家にいる事が推測されます」

この言葉に両親は多少の疑問を感じたが喜んだ。
そして母親が核心に迫った

「娘は今どこにいるのですか?」
と熱のはいった口調で言った

透視能力者は一言こう言った

あなたの娘さんは世界中にいます」

解説

女の子は体をバラバラにされ、まだ生きている臓器が世界中のお金持ちの人々に売られてしまった。

サンタは笑う

クリスマス、トムはサンタクロースからのプレゼントを楽しみにしていた。
朝起きるとクリスマスツリーの下にプレゼント箱が3つほどあった。
窓からサンタが中を覗いているのが見える。
サンタはニタニタと笑いながらトムを見ている。トムはニタニタ笑っているサンタを見て少し不気味に思いながらもプレゼントの置いてある所に行った。

トムはまず一つ目のプレゼント箱を手に取った。サンタは更にニタニタ笑っている。

プレゼントの箱を開けると中から長ズボンがでてきた。トムは少しがっかりしたような顔をしながら次の箱を開けた。

サンタは腹を抱えながら笑っている。
二つ目の箱を開けると中からサッカーボールがでてきた。
トムはますます不機嫌になり、とても腹が立った。

トムは続けて三つ目の箱を開けた。
すると中から自転車がでてきた。
サンタは雪の上を転がり回って笑っている。

トムはとうとう耐えきれなくなって泣き出してしまった。

解説

トムは足がなかった。

目撃者

空気を入れ換えようと
自宅マンションのカーテンを開けたところ

ちょうど向かいのマンションの一室で殺人事件が起きていた

しかも犯人と目があってしまった

犯人は人差し指を立て、私の方を見ながら指を動かしていた。

解説

犯人は語り手を殺しにいくために何階に住んでいるのかを数えていた。

※心理テストに出るという問題です。
一般人は「次はお前の番だ。」や「今から行くから待ってろ」などと言っていると回答するのが普通。
殺人鬼や重度のストーカーなどの性格異常者の多くは結論を最初に言う。
就職活動で面接をしていれば分かると思いますが、先に結論を言って次に過程を言うのと同じ道理です。

ビデオ

部屋に置いてある物が微妙に動いてる気がしたから俺が留守の間にビデオを回すことにした。

家に帰ってさっそく見てみると、知らない女が家に入ってくるのが映っていた。

女は部屋のいたるところを物色している。
「うへぇ、最悪」

そう考えていたら女はそのまま押し入れに入っていった。

いつ出るのかなと思いながら見ているとまた誰か家に入って来た。

俺だった。

解説

女はまだ押入れにいる。

消えない死体

ある日、泣き声がしゃくに障ったので妹を殺した、死体は井戸に捨てた。
次の日見に行くと死体は消えていた。

5年後、些細なけんかで友達を殺した、死体は井戸に捨てた。
次の日見に行くと死体は消えていた。

10年後、酔った勢いで孕ませてしまった女を殺した、死体は井戸に捨てた。
次の日見に行くと死体は消えていた。

15年後、嫌な上司を殺した、死体は井戸に捨てた。
次の日見に行くと死体は消えていた。

20年後、介護が必要になった母が邪魔なので殺した、死体は井戸に捨てた。
次の日見に行くと死体は消えていなかった。
次の日も、次の日も死体はそのままだった。

解説

井戸に捨てた死体が消えたのは殺すたびに母が毎回処理してくれていた。

心霊写真

俺の誕生日にホームパーティーを開いたわけ。
その時、家の中でみんなの写真を撮ってみたら、変なものが映っちゃったのよ。
背後の押し入れから見知らぬ真っ白い顔して真っ赤な目の女が顔出して、こっち睨みつけてんの。

これやべーじゃんってことで霊能者に鑑定してもらった

そしたら
「この写真からは何も感じない。心霊写真ではないですね」だってさ。

あ~良かった。これで安心したわ。

解説

心霊写真ではないということは本物の人間がいたという事になる。
見知らぬ真っ白い顔をした目が赤い女が部屋に居た・・・

鉄板

外で散歩をしていたら「キャー!」という女性の悲鳴が聞こえた。
私は驚いて行ってみると道路で女性が縦2m、横2m、厚さ50cm程の鉄板らしき物の前に座りこんでいた。
その女性に話を聞こうとしたが、びっくりしたのか話せない。

すぐに作業服を着た人が来て訳を話してくれた。
どうやらビルの上で工事をしている時に落としてしまったという。
幸い怪我人も出なく、女性は驚いて腰を抜けてしまっただけらしい。

散歩も飽きて夕陽が暮れ前に、もう一度その場所に寄ってみた。

その鉄板らしき物はまだ残っていた。とても重いので処理ができないのだろう。

危ないからか、近づけないように警備員のような人がいた。

先ほどの女性もいた。声をかけてみた。
「先ほどは驚かれたことでしょうね」

女性は

「驚きました。悲鳴を聞いた時はびっくりしました」
と返してくれた。

解説

悲鳴の正体がその女の人ではないということは、悲鳴をあげた人は鉄板に潰されたということになる。

俺の息子

俺の息子は、時々、(写真でも、画像でも)人の顔を指でじっと指すという変な癖があった。

指を指された人間が必ず3日以内に死ぬ、ということを知ったのはつい最近のことだ

今日もテレビをつけようとしたとき、息子はじっと画面を指さしていた。

ついたテレビには大物議員の姿が。

へぇ、こいつも死ぬのか。

解説

「つけようとしたとき」ということは、まだテレビは画面が暗いまま。
そのときテレビに映っていたのは反射で映る語り手の人。
つまり死ぬのは語り手。

バス

ある家族が妻の実家に行くために田舎までのバスに乗っていた。

山のふもとあたりにきたときに、子供が
「おなかへった」とだだをこね始めたので、しょうがなく途中のバス停で降りて近くの定食屋で食事をすることにした。

食事が終わり定食屋に設置してあるテレビをふと見ると、さっきまで乗っていたバスが落石事故で乗員全員死亡というニュースが流れていた。

そのニュースを見た妻は
あのバス降りなきゃ良かった」と呟いた。

それを聞いた夫は
何を馬鹿な事を言ってるんだ!」と怒鳴ったが、すぐに
「ああ、確かに降りなければ良かった…」と妻の意図に気づいた。

解説


ケーシーカセムは死ぬのですか?

この家族がバスを降りようとする時の時間がなかったら、落石にはあわなかったかもしれない。

追いかけてくる男

深夜にコンビニに行く途中で男に追いかけられた。
男は「傷...傷...」っていいながら追いかけてきた。
必死に逃げる俺に男は「痛...痛...」っていいながら追いかけてきた。
さらに必死に逃げる俺に男は「ラシ...ラシ...」っていいながら追いかけてきた。
大きな交差点まで来たところでやっと追いかけるのを諦めたらしく
男は恨めしそうに「ぬ...ぬ...」っていってた。
あの男はなんだったんだろう...
そうか、わかったぞ!

俺は車に跳ねられた。

解説

傷、痛、ラシ、ぬ → きず、いた、らし、ぬ → きづ、いた、らし、ぬ → 気付いたら死ぬ。

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②①凶器

近頃の警察はなにやってんだろうね。
血税でで食わせてもらってるくせに、ろくな働きしないんだからとんだ穀潰しだ。

先週、職場の近くで殺人事件があったんだよ。
若い女をアイスピックでめった刺し。しかも普通のアイスピックじゃない、業務用の三本歯のやつでだぜ?怖いだろ。

小さな町だから、どこ行ってもその話で持ちきりだ。
マスコミもかなり大きく取り上げてる。滅多にない大ニュースだから無理もないけど、恐怖を煽るだけ煽って無責任なものだ。
うちのばあちゃんなんか、可哀相なぐらい怯えちゃって、毎日仏壇の前で手を合わせている。

なのに警察ときたら、まだ凶器すら判明できないだとよ。
まったく馬鹿にしているとしか思えないね。

解説

警察もまだ凶器がわかってないのに、この語り手の男は知っているということは、犯人は語り手の男。

②②デート

あるサイトで彼女と出会った。
そしてある日、初めてデートをした。
緊張していたのか無口な人で、あまり言葉を発さなかった。
目もあまり合わせてくれない。
映画や食事を楽しんだ後、彼女の部屋に行った。

彼女は人生に疲れたようだった。なのでプレゼントをあげた。

彼女は喜んでくれた。
代わりに俺が好きなジグソーパズルをくれた。
俺は、
一旦組み立てられたパズルを壊すのが好きな変わり者だ。

翌朝1ピースを持って部屋を出た。

俺はいままで付き合った彼女でもパズルが好きだと言ってジグソーパズルをよくプレゼントとしてもらうのだが、
1ピースだけ持って帰って、後は忘れるという変な癖がある。

解説

あるサイト→自殺系サイト
プレゼント→死
ジグソーパズル→彼女の死体
1ピース→死体の一部

②③ひとり暮らし

十年前の話

美術の教師をしていた姉がアトリエ用に2DKのボロアパートを借りた。
その部屋で暮らすわけではなく、絵を描くために借りたアパート。

せっかく借りてるのに住まないなんてもったいない!
そう思った私は姉に頼み込んでその部屋に一人暮らしさせてもらうことにした。

一人暮らし初日。
ワクワクしながらアトリエに帰宅
くれぐれも戸締まりに気をつけるようにと言われてたので、帰ってすぐに鍵とチェーンをかけた。

そして本を読んだりして楽しく一人の時間は過ぎていく。
気づくともう夜も更けていたため、もう一度戸締まりをチェックして眠りについた。

しばらくして、多分夜中の2~3時だったと思う。玄関がガチャっと開いた。
どうやら姉が絵を描きにきたらしい。

こんな時間にがんばるなぁと、ウトウトしながら思ってると、私が寝ている隣の部屋に入っていった。隣の部屋は画材やキャンパスが置いてある部屋。

そこで姉は、ブツブツ言ったりクスクス笑ったらしている。
うーん、やっぱり芸術家と怪しい人って紙一重だな、と思いながらいつの間にか寝てしまった。

朝目が覚めると、姉はもう帰ったようでいなかった。
姉の絵に対する情熱は尊敬に値するよなぁ、と思いつつ出かける準備をして家をでる。

玄関の鍵を閉めた時に突然恐怖に襲われた。

それ以来、私がそのアトリエに足を踏み入れる事はなかった。

解説

鍵ならまだしも、チェーンを開けて入る事は普通の人には不可能。
つまり入って来た人は姉ではなかった。
そして・・・普通の人でもなかった。

②④罰ゲーム

少し前の話だ。

仲間内の罰ゲームみたいな感じで俺は心霊スポットに行くことになった。

そこは二階建ての空き家で、昔起きた殺人事件で住んでた女が殺されたらしい。

んでまぁ、ちょっと勇気だして行ってきたわけだ
その家で唯一の階段がグチャグチャに壊れていたせいで事故があった二階の部屋にのぼれなかったが、それでもだいぶ怖かった。

単純に言うと心霊現象は起きた。しかも何回も。

ドアがバンバン閉まる音がしたり、上の階からドンドンと足踏みする音がしたり、何故か鈴の音が聞こえたり…

俺は耐えられずにすぐさま逃げた。
しかし後で友人にこの時の話をしたところ、実は心霊現象は先回りした友人の仕業だったらしい。

解説

階段は壊れているので友人が二階から足踏みすることはできない。
つまりこれは本物の心霊現象があった。

②⑤白い手

職場の同僚A、B、C、D、Eの5人が熱海の旅館で小さな忘年会を開いた。

その帰りの際、旅館の仲居さんにシャッターを押してもらって集合写真を撮った。

しかし、その集合写真には不思議なものが写っていた。

Aの頭からうっすらと白いて手が生えており、指を一本立てている。
Bの頭に生えている手は指を二本立てている。
同じくCは三本、Dは四本、Eは五本。

するとあいついでA、B、Cが順番に亡くなった。

Dは写真を思い出した。
「次は自分だ…」

しかしDより先にEが死んだ。

自分の順番がとばされたことでDは安堵した。

心に少し余裕が戻ったDは、忘年会の時に撮った写真を見直してみた。
すると問題の写真の右端に、旅館の仲居さん(写真を撮ってくれた人とは別の人)の半身が見切れており、やはり頭から白いて手が生えている。しかし見切れているせいで、指が何本立っているかわからない。
Dは旅館に問い合わせたところ、C.の死とEの死の間にその仲居さんは亡くなったらしい。

Dはいよいよ自分の死が来たことを悟り、自殺した。

解説

CとEの間に仲居さんが死んだということは、仲居さんから生えていた手は四本立っていたことがわかる。
つまり、Dから生えていた手は4を示しているわけではなく、6を示していた。
片手だけで1から10を数える時、6は4の形になる。

②⑥優しすぎる医者

脳死が確認されて二週間を経過した彼の皮膚細胞は、無数のチューブに繋がれ、人工呼吸器と点滴によって生き続けていた。

しかしそれも、昨日までの話。彼は死んでしまった。
「すみません。手は尽くしたのですが…」
お医者さんはとても悲しそうな顔で告げた。
彼の亡きがらを抱いた時、とても軽くて、苦しかったんだと思う。
でも、もう苦しまなくていいんだよ?楽になれたね。
「………治療費は結構です」
決して裕福とは言えない私の状況を察してか、なんて優しいお医者さんなのだろう。
私はすぐに泣いた。
「……遺体を見るのは辛いでしょう」
お医者さんがシーツを被せる。
「……思い出は彼と共に焼いて忘れなさい」
この一言で私は立ち直れた
ありがとうございます。お医者様。

解説

彼は脳死状態だったので臓器を売られた。
治療費をとらないのも遺体を見せないのも火葬を勧めるのもその為。

②⑦母からの手紙

精神病棟にいる母親から、息子に届いた手紙らしい。
  ↓
大介、イタリアの生活はどうですか。お母さんはフツウ。
守護神ジス様のおかげで、元気です。お医者をだまして何でも食べちゃう。
隣人達めケッコウ気さくでいい人ばかり。安心しれ。明日は仕事で、皆
船が来るて、喜んどる。毎日楽しいです。給料でるし飯も固くない。
ね、ね!!病棟生活だからって悪いことないわ、わりと私にはいい老後です。じゃね。

解説

ある部分だけを縦読みすると答えが分かるようになっている。

介イタはフ
護ジスだま何食
人めケしれ日事
がるてでるもな
      私 い

介護人が虐める、助けて、何日も私、食事無い。

②⑧父の手料理

久しぶりに実家に帰ると、亡くなった母を思い出す。
母は頭が良く化学が得意だったのだが晩年は認知症だった。
身の回りの世話をつきっきりでしていた父を困らせてばかりいた姿が目に浮かぶ。
そして今は亡き母の書斎に入った時、私は初めて違和感を覚えた。
母にプレゼントしたカレンダーが見つからない。
何の気無しにテーブルを漁ると、ハサミでバラバラにされた幾つかのカレンダーの切れ端が順序良く並んでいる事に気が付いた。
母はどんなに呆けていても、私のプレゼントは大切にしてくれていたのにと…私はショックを受けた。
私は感傷とともに並べられた日付を整理した。
4/4 4/4 4/10 6/11 3/1 6/12 5/6 7/2 6/7 6/17 4/10 4/14 5/16
私は一枚だけ向きが逆になっている6/17に気づき、他の日付と同じ向きに変えていると、一階の父が私を呼んだ。
今日から五年振りの父の手料理が食べられる。
感傷を胸に押し込み、私は母の書斎を後にした。

解説

カレンダーの日付の部分が元素記号になっており、暗号になっている。

4/4 4/4 4/10 6/11 3/1 6/12 5/6 7/2 6/7 6/17 4/10 4/14 5/16
 Ti  Ti  Ni  Au Na  Hg Mo Ra Re  At  Ni  Ge  Te (※6/17は逆なのでtA)
 チ チ  ニ  アウ ナ Hg モ  ラ レ  タ   ニ  ゲ  テ
 父に会うな 水銀(Hg)盛られた 逃げて。

②⑨「裏」

ある数学の教授がいた。彼は家に帰る途中に1枚のコインを拾った。
片面には三角形の模様、もう片面には星の模様が彫ってあった。
教授は確率について研究をしていたので、
このコインの「裏」の出る確率をしらべようとした。
しかし、教授はどっちが「裏」かわからない。

翌日、教授はいろんな人にこのコインのことを尋ねてみた。
しかし、皆見たことすらないという。

その日から、教授は常にコインを持ち歩き、
人に会えば、その度コインについて訊いていた。
暇があればコインを投げて、出た面をチェックしていった。

それからどれくらいの月日が経っただろうか、
どれくらい教授はコインを投げただろうか、
ついに「三角」の出る確率と「星」の出る確率が割りだされた。
三角…25%  星…75%
信頼できる確率である。

しかし、教授は「裏」の出る確率が知りたかった。

結局どちらが「裏」かわからないまま

教授は死んだ。


少しココthepornスターに連絡する方法

解説

星の模様の面が放射性物質だった。「裏」がウランとかかっている。
三角は警告を表すマーク。星は放射線のマーク、と考えられる。

③0監禁事件

「拉致監禁事件が酷い物になってきていますね。今回の被害者は無事生きて帰ってこれてよかった」

「そうだな。かなりの虐待を受けていたようだし心の傷の治療も時間がかかるだろうが、生きているだけ同じ所に監禁されていた他の被害者よりマシだ」

「加害者の家から彼女を発見した現場まではかなりの距離がありますね。きっと逃げたい一心で必死に走ったんでしょうね・・・」

「ああ、彼女のおかげで犯人も捕まったし、他の被害者も浮かばれるだろう」

「彼女はこれから大変ですね」

「逃げられないように両足を切断されていたからな。治療が終わったらまずは車椅子に慣れる事からだ」

解説

必至に走った「彼女」は足がある被害者。
*両足を切断された「彼女」は加害者。

「彼女」(逃げた被害者)のおかげで彼女(加害者)が捕まったのは
犯人の家を教えたからではなく"犯人が逃げられなかった"から。
"必死に走った"とあるので被害者には足があると思われる。
また、現場まで距離がある(犯人が逃げるだけの時間的余裕は十分あった)にも関わらず
犯人が捕まったのだから両足が無いのは加害者の「彼女」だと思われる。

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③①ホテル

出張で泊まるホテルは同僚が出るぞーって散々脅していたところだ。ビビりな俺はガクブルでその夜ベッドに入った。

案の定夜にドアをノックする音がする。
ホテルの人かな?と思い声をかけたが返事がない。もうドアも見るのも怖くてひたすらノックの音がする中夜が明けた。

ノックが止んだ後俺はすぐにチェックアウトした。

出張から帰って同僚にノックの話をすると
「やっぱりでたか」とこんな話をした。

そのホテルは以前火事になり逃げ遅れた人がいたという。
その人は運悪く部屋の中に閉じ込められてそのまま亡くなったそうだ。

ああ良かった、ドアを開けたらどうなっていたか。

解説

火事で部屋の中で死んだ霊なので霊は部屋の中にいたはず。
つまりノックの音ではなくて、外に出たくて必死に扉を叩いていた音。

③②エレベーター

友人の話

その友人は高層マンションに住んでいます

彼は14階に住んでいるためエレベーターは必須なのです。
これは、仕事が長引いてしまい、夜中に帰宅したときの話です。

いつものように彼はエレベーターに乗って14階のボタンを押し、ドアが閉まり動きだしたところ、8階のボタンのランプが点灯したそうです。

「ああ、だれか乗ってくるのか… 」

そう思った直後、ハッとした友人は慌てて2階3階4階5階とボタンを連打しました。

エレベーターは2階は通過したものの、3階で止まってくれたので開きかけのドアをこじ開ける勢いで外へ飛び出しました。

そのまま階段を駆け降りてマンションをあとにして、朝までコンビニで立ち読みしていたそうです。

「まあ俺の思い過ごしだと思うけど、万が一ってこともあるしな」

友人は笑いながら他の友人達にそう話していましたが、しかし夜間にエレベーターを使うのは今でも控えてるみたいです。

解説

8階からボタンを押してもエレベーターの中のボタンは光らない。
ということはエレベーターの中に誰かいた。

③③警察官

あるマンションの一人の住人の話です。

仕事帰り、マンションのエレベーターに乗りました。

自室のある階に到着しエレベーターの扉が開いた時、入れ違いに入って来た男とぶつかりました。

その男はマンションでは見た事のない男でした。

翌朝、住人は昨夜隣りの部屋で殺人事件があった事を知ります。

その日の夜の事、部屋のチャイムが鳴ったのでドア穴を覗くと、そこには警察官が立っていました。

『昨夜、このマンションで殺人事件があった事はご存じでしょうか。

何か不審な人物を見掛けたなどの情報があれば伺いたいのですが』

住人はその時、ふとエレベーターですれ違った男を思い出しましたが、

面倒くさい事には関わりたくなかったので、ドア越しに『何も分かりません』とだけ答えました。

警察官は『ご協力ありがとうございました』と言って帰りました。

数日後、殺人事件の犯人が捕まったというニュースでテレビに犯人の顔が映し出されていました。

それを見て住人は血の気が引きました。

その犯人の顔は、数日前部屋にやって来た、警察官の顔でした。

解説

犯人はエレベーターですれ違い、警察官の格好をして家に来た男。
犯人について何か知っていた場合、私は口封じに殺されていた。

③④誰もいない民家

友達と二人で話してたら、
久しぶりに心霊写真を撮ってみたいと友達が言い出したので、
近くの山道に惨殺事件があってからも
未だに取り壊されず残されてた民家があるので夜中に行ってみた。
玄関から居間、風呂場とトイレ、キッチンに父親の部屋、階段から二階へ行き、
子供部屋からベランダ、母親の部屋、階段を降りて一階へ。
最後に家をバックに一人ずつ。片っ端から写真撮って帰った。

んで今日。出来上がった写真を見て俺達は驚いた。

何も写ってないのだ。
もちろん俺達は普通に写ってる。霊的な物が何も写ってなかったのだ。
「・・おかしくね?」
「もう成仏しちゃったとか、じゃねぇかな?」
「やっぱそうなのかな。じゃあ、あそこ行ってももう心霊写真撮れないって事か。無駄だったなぁ」
「そうでもないよ。行く途中に結構周りから孤立してる民家、一軒あるから。次はそこ行こうぜ」
「おぉ!マジで?そこも廃墟?」
「んな訳ねぇじゃん。普通に人住んでたよ。今日の夜行こうぜ」
「おっけ、分かった。今の内に適当に準備しとくわ」
楽しみだ。かなり久しぶりだから何かワクワクする。

解説

主人公と友達が殺人鬼
→ 「父親の部屋」や「母親の部屋」というのは身内には分かるが、第三者には分からない。
→ 知っていると言うことは、主人公と友達が惨殺した。
→ 成仏しちゃって写らなくなった。
→ 「人が住んでる」、「孤立してる民家」に「準備」して次の惨殺ターゲットを物色に行く会話。

③⑤浮気がバレた

昨日彼女に浮気がばれた。
夕方仕事から帰ると郵便受けに彼女からの手紙が入っていた。

まじいをこっにくこんてはかろやて家らしきねで9にみ

なんだこの手紙はビンゴのように等間隔に書かれている。
晩飯を食べながら考えているとインターホンが鳴った。
こんな時間に誰だろう。

解説

手紙の内容をビンゴのように5x5に並び替えて、右上から立て読み。

⑤ ④ ③ ② ① ↓
ま じ い を こ
っ に く こ ん
て は か ろ や
て 家 ら し き
ね で 9 に み

※怖い話は気が向いたら追加していく予定。

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複数の解釈がある怖い話

通常のコピペには正しい答えがあるが、中には「ナポリタン」と呼ばれる答えとなる解釈が複数ある話がある。
ここでは複数の答えがある意味が分かると怖い話を書き出していくコーナーになります。
問題の回答を知りたい場合は解釈の空白部分をドラックすると文章が炙り出てくる、かも?

ナポリタン

ある日、私は森に迷ってしまった。
夜になりお腹も減ってきた。
そんな中、一軒のお店を見つけた。
「ここはとあるレストラン」
変な名前の店だ。
私は人気メニューの「ナポリタン」を注文する。
数分後、ナポリタンがくる。私は食べる。
……なんか変だ。しょっぱい。変にしょっぱい。頭が痛い。
私は苦情を言った。
店長:「すいません作り直します。御代も結構です。」
数分後、ナポリタンがくる。私は食べる。今度は平気みたいだ。
私は店をでる。
しばらくして、私は気づいてしまった……
ここはとあるレストラン……
人気メニューは……� ��ポリタン……

解釈①

店の前にThis is a restaurantfamous for neapolitan.と書かれてあった。
This is a restaurant (ここは とあるレストラン)
famous for neapolitan (ナポリタンが人気です)だと思った。
だが本当はThis is a restaurant famous for neapolitan (ここは不潔で有名な店だよ)だった。
それを店を出てから気がついたというアメリカンジョーク。
napolitanは汚いというスラングがある。

解釈②

ナポリタンはアメリカではナポリタンアイスクリーム、ナポリタンピザ、 ナポリ風トマトソースの俗称として使われる。
ナポリタンアイスはストロベリー・バニラ・チョコレートの三色アイス。
これが「血・大便・精液」の色に似ていることから
ナポリタンアイス=汚物入りの食い物というスラングがうまれた。
This is a restaurant famous for neapolitan.
「ここは汚物入りのようなひどい飯を出すレストランだ」という意味。

解釈③

Neapolitanといえば、ストロベリー・バニラ・チョコレートの三色アイスクリーム。
そこからスラングとして「パートナーの鼻を殴って血を出させ、
顔に精子をブッカけ、大便をのせる」というプレイを指すこともある。
レストランで最初に出てきたのはこれ。数分後に出てきたのはアイスクリーム。
また、ナポリ病(Neapolitan disease)といえば梅毒。
最後にこれをもらったことに気付いた。

解釈④

「とあるレストラン」の「とある」を「屠ある」として考える。
「屠」は広辞苑によると「家畜を殺して肉を取ること」という意味。
そして「ナポリタン」ですが、トマトソースがかかっている。
ここで気付いてしまう。
トマトソースの色は赤、家畜を殺したときに出る血も赤・・・。
赤いものという共通項で「とあるレストラン」と「ナポリタン」とが結びついてしまった。

解釈⑤

ナポリタン→ナポリ市民、ナポリ人のこと。
しょっぱいナポリタンは人肉だった。
人肉を食べさせる森の中のレストラン。
道に迷った私も危ない。

サンタさんがこない

ある昼下がり。
小鳥のさえずる森の中を、一人の少女が走っていた。
「お母さん!どこにいるの?」
叫ぶ少女。だが答えは無い。
そのうち少女は、とある家の前に辿り着いた。
「ここね!ここにいるのね!」
そう言って少女は扉を開けた。
だがそこにあったのは、たった一つの日記帳。
何も無い家の中心にポツリと置かれている。
少女はそっと手に取り、読み始めた。

5月16日
明日は楽しい楽しいクリスマス。
プレゼントがいっぱい。とっても楽しみ。


5月17日
サンタさんがこない。
サンタさんがこない。
サンタさんがこない。

5月18日
昨日はとっても楽しかった。
サンタさんにいっぱいプレゼントもらっちゃった。
でもおかしいなぁ。そのプレゼントどこに置いたんだろう?

9月33日
時計の針がね、ゆっくりゆっくり私に近づいてくるの。

12月65日
今日ね、お外に出てみたの。
そしたら人がいっぱいいたんだよ。
いっぱいいっぱいいたんだよ。
でもみんな変な色だった。
なんでかな?

少女は突然、日記帳を閉じた。少女は気付いてしまったのだ。
そう。少女は、気付いてしまったのだ…。

解釈①

女の子→卵子。
前に日記を書いた子→前に堕胎された受精卵。
部屋→子宮。
サンタさん→性行為。
プレゼント→精子。
時計の針→堕胎の器具。
変な色→堕胎されたから視界がおかしい。
卵子は、前に堕胎された子の日記を読んで、
「自分も卵子で、妊娠しても母親に堕胎されるのだ」ということに気付いた。

解釈②

日記を書いた子→生まれる前の女の子。
部屋→子宮。
サンタさん→性行為。
プレゼント→精子。
外に出てみた→出生。
変な色→出産で母親が死んだのでみんなが喪服を着ている。
女の子は「母は自分を産んで死んだのだ」と気付いた。

解釈③

少女が気付いてしまったもの、とは
「人の家に勝手に上がりこんで日記を読んでる場合じゃない! お母さんを探さないと!」
※無限ループEND。

サンタさんがこない(ヒント付き問題)

ちょっと長いお話。
ある昼下がり。
小鳥のさえずる森の中を、一人の少女が走っていた。
「お母さん!どこにいるの?」
叫ぶ少女。だが答えは無い。
そのうち少女は、とある家の前に辿り着いた。
「ここね!ここにいるのね!」
そう言って少女は扉を開けた。
だがそこにあったのは、たった一つの日記帳。
何も無い家の中心にポツリと置かれている。
少女はそっと手に取り、読み始めた。

『私の娘へ。
 あなたがこの日記を読んでいる時、
 私はもうおそらくこの世にはいないでしょう。
 私の顔を全く憶えていないあなたに、
 この日記を贈ります。

 生まれてすぐに、あなたは
 あなたのお父さんの手により、私のもとから離れました。
 私はユダヤ人ですが、お父さんはそうではありませんでした。
 だから私のもとにいると、生まれたばかりのあなたまでもが
 ゲシュタポに逮捕されてしまう可能性があったからです。
 (サンタの正体・プレゼントがない理由)

 私はいずれ、ナチスの強制収容所に入れられてしまうでしょう。
 幾日かをそこで過ごした後に、
 多くのユダヤ人の仲間たちと共に殺されてしまうはずです。
 私はいつでも神を信じ、けっして希望は捨てません。
 しかし、なぜ彼らはこのような非道な振る舞いをするのか、
 私にはわかりません。
 (近づく時計の針・変な色の人たち)
 (ローマ人への手紙9章33節)

 この日記を読んだとき、
 きっとあなたは強い悲しみに包まれていることでしょう。
 でも、いつまでもその悲しみ捕らわれないでいてほしい。
 いつか、必ず喜びはやって来ます。
 (詩編126章5節)

 いつも喜びを忘れないで。
 絶えず祈りなさい。
 すべての事について感謝しなさい。
 決してナチスに屈せず、強い意志を持ち続けなさい。
 あなたにはそのような人になってほしいと思います。
 (テサロニケ5章16~18節・ヨブ記9章33~35節)

 私は、いつでも神様と一緒に
 あなたを見守っています・・・』

少女は突然、日記帳を閉じた。少女は気付いてしまったのだ。
そう。少女は、気付いてしまったのだ。

もう、この世にお母さんはいないということを・・・。

解釈①

存在しない日付→聖書の番号。
サンタさん→赤軍(または父)。
変な色の人→殺されて変色したユダヤ人。
時はナチスの時代の後。
私はユダヤ人とドイツ人の子。
当時ユダヤ人虐殺があって、母と一緒にいると私まで殺される。
私は赤軍(父)に預けられて無事。

少女は道を歩いている

少女は道を歩いてる。
知らない道を歩いてる。
途中で出会ったおばさんにたずねた。
少女「ここは何処ですか?」
おばさん「私は少し寂しいねぇ。あの子はいつもやさしいのよ。」

少女は道を歩いてる。
夕暮れの道を歩いてる。
途中で出会った青年にたずねた。
少女「うちに帰りたいけど道がわからないの。」
青年「僕はあの子の月にしかなれないんだ。
まわりをクルクル回るだけで、決して近づく事は出来ないんだよ。」

少女は道を歩いてる。
まっすぐな道を歩いてる。
途中で出会ったおじいさんにたずねた。
少女「この先には何があるの?」
おじいさん「悲しみの形は人それぞれ。
あの子がそれに気付くといいけど。」

少女は道を歩いてる。
少女はこの道を知っている。
少女は涙を流してつぶやいた。
少女「そうだったんだ・・・」

共通解釈

惑星を擬人化しています。

少女→「彗星」
おばさん→「惑星」
青年→「衛星」
おじいさん→「恒星」
あの子→「地球」

解釈①

少女消滅説

おばさん(惑星)…寂しい(命のない惑星)、あの子はやさしい(命の惑星・地球を示唆)
青年(衛星)…地球の衛星である月。
おじいさん(恒星)…太陽。
 悲しみの形は人それぞれ。あの子がそれに気付くといいけど。
  いずれ消えてしまうことが悲しいと思うか。
  孤独で生きづつける事が悲しいと思うか。
 *太陽=限りある命(いつか燃え尽きる)
 *地球=永遠の命(燃え尽きない)
少女(彗星)
 この道を知っている→前に一度通っている(ハレー彗星のような周期彗星)
 涙を流してつぶやいた→自分はいずれ消える存在である、と気づく。
※彗星は主に氷と塵で出� �ているので太陽の側を通ると融ける→涙を流す
消滅してしまう彗星もあるが、原因は太陽からの輻射熱によるもの。
太陽の側を通るたびに命を削ってる。

解釈②

地球衝突説

少女…これから地球に衝突する彗星(彗星の長い尾=少女の長髪)
あの子…地球
おばさん…惑星(惑星の中で唯一の女性神である金星)
「私は少し寂しいねぇ。あの子はいつも優しいのよ」は、地球がなくなるともう直線状に並べなくなるから悲しい。
(地球では、金星=Venusは美の象徴)
青年…地球の衛星である月(惑星に比べて出来たのが比較的新しいから青年)
「僕はあの子の月にしかなれないんだ。まわりをクルクル回るだけで、決して近づく事は出来ないんだよ」
月は地球の周りを回るだけで近づけないので、これから地球に衝突する少女を羨ましく思っている。
おじいさん…恒星→太陽
「悲しみの形は人 それぞれ。あの子がそれに気付くといいけど」
星の消滅の仕方は様々。
地球が自分の最期(彗星衝突)に気づくかどうかを、おじいさんは考えている。
そして最後に少女(彗星)は
自分がこれから地球に衝突することを知って「そうだったんだ」と涙を流す。

新築のマンション

仕事から帰り、風呂上がりのビールを飲んでいるとき、今日も上の階の子供達が騒いでいる。
引っ越してきてから毎日だ…。
下の階にも聞こえる声と足音は尋常じゃない。
親はどういうしつけをしているんだ。
何度も注意しに行こうとしたが、妻がその度に私をとめる

「いつか私達に子供ができたら、きっと元気一杯よ。
世の中お互い様だわ。」と先月結婚したばかりの妻。
彼女は大学時代から付き合いはじめ、8年目でゴールイン。
いつも人のことを気づかい、とても優しい自慢の妻だ。
かく言う私も最近昇進が決まった。
それらを機に買ったこのマンション。
妻がどうしてもここが良いと言うのだ。
新築で広さは4LDKで最上階。
見晴らしも良く、子供が生まれても十分だ。

実はこのマンション、3年前の建築開始当初から私も目をつけていた。
どうせ住むなら特快の停まる駅徒歩3分のうえ、周りには公園やショッピングモールがある。
建築会社が願掛けを重視するのか、何度も神主さんを呼んでお祓いの儀式みたいな事をしているのを見たことがある。
それだけしっかりした建築会社なら安心だ。

偶然のごとくこのマンションの情報を彼女に見せた時のあの嬉しそうな顔…。
彼女がこんなにも喜ぶとは思わなかった。
上の階の住人の件以外平和に暮らせている今、このマンションにとても感謝している。

解釈①

最上階なのに上の階で子供達が騒いでる→最上階の上には部屋が無い=幽霊が騒いでいる。神主を呼んでお祓の儀式…工事中に何かの事故があった。

解釈②

語り手と奥さんが幻聴が聞こえる病気。

解釈③

最上階に拉致し放置した子供を隠している。

解釈④

工事中の事故…土地そのものに"何か"ある。
妻がどうしてもここが良いと言う…マンションが建つ前のこの土地に愛着がある。
付き合って8年…結婚前に彼の子供を妊娠し、産み、処分に困ってこの土地に埋めた。
水子(堕胎した)なら、この土地に執着する理由がないので産んだ。

※怖い話は気が向いたら追加していく予定。

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