女性がクーガーに襲われかける
バンフでクーガーが狩り
マウンテン・バイクの2人が熊に遭遇
アルバータの蚊から西ナイル熱ウィルスが見つかる
インフォメーション |
悲しいお知らせ:村仲牧師死去
2007年度版タウンページが届きました
バンフタイムズ、インフォルーム休室のお知らせ
「花火大会へ行こう !」~カルガリーの国際花火競演会~
追悼掲載:Toshiのカナダ生活便り①1999年1月下旬号掲載
アウトドアの秘訣教えます
バスでのいろいろ
自分で簡単にできるマッサージ講座⑤~便秘と寝違え~
Let's Talk Like Canadians!! ~英会話ワンポイントアドバイス~
バンフの見所Vol.5 アッパー・ホット・スプリングス
ケーブルTVガイド ③~What not to wear~
馬 の 話 そのニ
ハイキングに行こう! ~プレーン・オブ・シックス・グレイシャー~
料理の知恵 ~きのこの森~
インフォルームの本棚 五冊目~たまには大作でも~
12星座別 タロット占い
編集後記
女性がクーガーに襲われかける
7月21日(土)午後2時半頃、クートニー国立公園内の人気のトレイルKindersley-Sinclairループで、一人でハイキングをしていた30代女性がクーガーに遭遇した。
女性は18メートルほど離れた場所でクーガーを発見、その後、そのクーガーは女性の2メートルほどまで近づいて来たという。女性は周りにあった岩を投げつけたり、叫んだり、バックパックを振り回したりしてなんとかクーガーを追い払うことができた。
この女性の行動は、クーガーに対してまったく理にかなっている。女性は、幸いにも、ハイキングを始める前にインフォメーションセンターに寄り、クーガーに遭遇したときにはどういう行動をすればいいかを事前に知っていたためだった。
この数時間後、同じ地区で3人のハイカーがクーガーに後をつけられる事件も起こったため、すぐに、ワーデン(森林警備隊)はヘリコプターを飛ばし、この地域にいるハイカーを探し避難を促した。これまでのところ、ワーデンによりクーガーの姿は捉えられておらず、この地域に棲みかも見つかっていない。
2001年冬には、昼間クロスカントリー・スキーを一人でしていた女性がミネワンカ湖周辺でクーガーに襲われて死亡した。
ワーデンによると、クーガーに遭遇したときに取るべき行動は次の通り
・クーガーには近づかない。逃げるスペースを与える。
・小さな子供やペットは抱き上げる。
・走らない。走るとクーガーが追いかけてくる可能性がある。
・自分を大きく見せる。腕や棒切れなどを大きく振る。
・叫んだり、石や棒切れを投げつけたり、ベア・スプレーを使う。
・それでも近づいて来たときには、戦う。
7月10日発行、クラグ・アンド・キャニオン紙より
バンフでクーガーが狩り
7月24日(火)の午前8時頃、レクレーション・グラウンドそばの湿地を散歩していた地元民が、エルクの子供を仕留めているクーガーを発見した。クーガーは人を見るやいやな逃走したという。その後、知らせを受けたワーデン(森林警備隊)がエルクの死骸を移動させた。最近、クーガーの出現回数が多く、ワーデンは人々に注意を呼びかけている。
7月26日発行、アウトルック紙より
マウンテン・バイクの2人が熊に遭遇
私たちは寄せ集めの音楽に変更することができます
7月21日(土)午後8時15分頃、ミネワンカ湖トレイルをマウンテン・バイクで走っていた男女がグリズリー・ベアの小熊2頭と母熊に遭遇した。
現場はトレイル・ヘッドから約17km入ったところ。男女が気がついたときには2頭の小熊が目の前におり、鼻息の荒い母熊が威嚇行動である体をゆすりながら、二人の背後から近づいて来たという。しかし、幸いなことにその後3頭は二人になんの危害も加えず立ち去った。
熊が頻出する季節になりました。トレイルを歩くときには、熊の好物のベリー類がないか、糞など近くに熊がいる目印はないか等に良く注意し、できるだけ大人数で、音を立てながら自転車に乗ったり、歩いたりするようにしてください。
7月24日発行、クラグ・アンド・キャニオン紙より
アルバータの蚊から西ナイル熱ウィルスが見つかる
アルバータ州南部の複数の観測地で西ナイル熱ウィルスを持った蚊が発見された。今年度の調査は6月19日に始まり、約4万匹以上の蚊が対象となった。
アルバータ州内で西ナイル熱に感染した患者はまだ報告されていないが、西ナイル熱の治療方法がまだ確立されていないため、州政府は州民に予防を呼びかけている。西ナイル熱から唯一身を守る方法は、蚊に刺されないこと。DEET入り虫除けスプレーを使い、長袖、長ズボン、ソックスを履きできるだけ肌を露出させないことが重要。
7月23日発行、アルバータ州政府ニュースリリースより
インフォメーション |
悲しいお知らせ:村仲牧師死去
7月26日(木)、グレース・ジャパニーズ・クリスチャン・チャーチの村仲俊朗牧師が、心筋梗塞により亡くなりました。村仲牧師はバンフタイムズの1999年一月下旬号から、直近では今年の4月上旬号まで、数々のお話を投稿して下さいました、牧師のお話はユーモアと人情味が溢れ、クリスチャンでない人をも引き付ける興味深いものでした。
村仲牧師、数々の素晴らしいお話本当にありがとうございました。安らかにお眠り下さい。
2007年度版タウンページが届きました
カナダにある日系企業の電話番号や、役立つ情報が詰まったタウンページの2007年版が届いています。必要な方は、火・水・木曜日の16:30~20:00にバンフタイムズの事務所(サンダンス・モール2F)までお越し下さい。
バンフタイムズ、インフォルーム休室のお知らせ
8月17日(金)から27日(月)まで、勝手ながら、インフォルームおよびバンフタイムズ編集部をお休みさせていただきます。
医療通訳のキューブ・ヘルプラインは通常通り休まず営業しております。病気、ケガの際には762-7771までお電話下さい。
「花火大会へ行こう !」~カルガリーの国際花火競演会~
開催期間:8月17日(金)カナダ・香港、19(日)メキシコ、21日(火)ポルトガル、23日(木)スペイン、25日(土)決勝戦
場所:エリストン・パーク 17th Ave と 60th Street SEの交差点が入り口
入場料:前売り券$10、当日券$15
詳細:
毎日対戦国が花火を上げていく花火大会です。
追悼掲載:Toshiのカナダ生活便り① 1999年1月下旬号掲載
あなたはまだシングルと30の歌詞を渡されます。なぜあなたは不思議
はじめまして! 最初ですからまずは自己紹介から。
村仲俊朗、昭和26年、鹿児島県の出水市生まれ:ここは知る人ぞ知る鶴の渡来地です。鹿児島、熊本など、九州南部中心に生活してきました。したがって、カナダに来るまでは氷点下の世界は未体験。現在、単身でカルガリーN.W.に滞在中。春に来る予定の妻、それから長男20歳、次男18歳、長女16歳は名古屋市に在住。「熊に食べられないように! エルクさんによろしく! 」などなど、熱いエールを送ってくれている。
お仕事は、バンフのジャパニーズ・グレース・チャーチの新任牧師です。
12月に着たばかりの頃、なんとマイナス34℃という世界を生まれて初めて体験。驚きと感動に震えながら、「これは宇宙服が必要だ」と真剣に考えた新任牧師。年末にこちらに遊びに来た娘も、私の「カナダでの1番の印象は?」の質問に、「鼻水が氷に変身した」と、年頃の娘にふさわしい(?)答えが返ってきた。
とにかく、ほとんどの事が「初・・・」のことだらけで、驚きと感動の連続。南国育ちだけに、雪が舞えば自分も舞うほどの雪好き。しかし、ここで舞えばそのまま天にまで舞い上がって帰らぬ人に・・・。今は、このあまりにも違う世界を、好奇心に満ちた気持ちで楽しんでいる。近頃はこの感動、喜びの大切さを実感している毎日です。
バンフタイムズの読者の皆さん、この新住人をよろしく。
・・・聖書のひとこと・・・
「こころに楽しみのある人には毎日が宴会である。」
(箴言15:15)
村仲俊朗
アウトドアの秘訣教えます
カナダにも短い夏がやってきた。夏といえばアウトドアの季節。
ところでアウトドアを前に不安をかかえる人も少なくないはず。でも諦めないでほしい。不安解消のための、すぐに役立つアドバイスをしたい。無限の可能性を秘めた若者には、ぜひ夢を叶えてほしい。一方保守的なマニュアル人間や過去にしがみつく終わったオヤジは、いまさら読んでもムダ。若輩者のたわごとと読み飛ばしてほしい。
――準備は?
ニつある。
まず、あれこれ考えすぎないこと。余計な思考は、恐怖感を増大させ安心感を減少させる。緻密に計算するとたいていのことはできなくなる。
もう一つは、準備しないこと。情報はいっさい入れない。とりわけネットに氾濫する情報は、客観よりも主観で綴られている。情報には脚色、誇張、歪曲がつきもの。たとえば十人の人が同じ情報を得て有名な観光地を訪れたら、皆同じような感想しか語らない。情報を入れたぶんだけ実像からは遠ざかる。〈完璧に準備しても安全と成功の保証はない〉
――トレーニングは?
体力トレーニングはせず、マニュアルは読まない。シミュレーションが実践を超えることはないのだから。単調な反復練習をくり返しても成果は少ない。最後にものをいうのは努力よりも直観力だ。直観力を磨くには、各分野の一流の人に付き合うのがよい。〈完璧にトレーニングしても成功する保証はない〉
――装備は?
最低限身を守るものであればこと足りる。危険度は増すが、より自然の本質にせまる最良の方法である。危機に瀕すると五感はより研ぎ澄まされる。日常では眠っている潜在能力が威力を発揮する。
ネパールの山岳民族はサンダルで雪の5千mの峠を越える。極寒の夜もボロ布一枚だけで岩陰でごろ寝する。生き様こそ最良の装備に思える。〈完璧な装備で身を固めても生き残れる保証はない〉
kasmirの歌については何ですか
――技術の習得は?
現場で必要な技術は、机上では学べない。現場で身につけるしかない。昼さがりの大教室で淡々と語る教授の講義を聴くと自然に眠くなるように、自然の猛威に触れれば雪山登山の技術は自然と身につく。〈完璧な技術・体力を身につけたところで災いに遭遇しない保証はない〉
なお上記はあくまで私の一解釈にすぎない。ゴールは同じでもアプローチ方法は種々雑多。数学の答えは一つでも、さまざまな解法があるように。十人十色。自然には人智を超えたとてつもなく奇抜なことが起こりうる。活字にまどわされず、自身の感性でアウトドアの魅力を堪能してほしい。
田中幹也
筆者紹介:田中幹也(たなか・かんや)
冒険家。1995年極北カナダでマイナス40℃の自転車旅を体験。以後10年間、厳冬カナダ辺境の旅に費やす。ノースウエスト準州、ラブラドル半島、中央平原、ロッキーでスキー、ソリ、徒歩、自転車などで2万km踏破。世界記録多数。オーストラリア自転車横断、タイ北部山岳地帯自転車踏破、中国やモンゴル奥地の放浪、アルプスやアメリカのクライミングも実践。旅行業界や出版業界にも携わる。これまでの人生で得た教訓は「才能のない分野は努力してもムダ」。共著に『達人の山旅1』(みすず書房)、共編著に『目で見る日本登山史』(山と溪谷)。
バスでのいろいろ
安いから、景色が見られるから、これしか交通手段がないから。いろんな理由で私はバスに乗ります(日本では断然鉄道派ですが! )。そうすると、面白いことも起こるものです。
運転手はコメディアン
バスに乗ると、まず運転手さんは、バスの行き先、途中の停車場所と時刻、乗り換えの情報を説明して後はほとんどしゃべることありません。あとは途中停車する場所でここでは5分ぐらいとまります、とかそんなもんです。
しかし、私が乗ったバンクーバーからカルガリー行きの夜行バスは違っていました。
この運転手さん、見た目はフツーの太めのおじさん、少し長めの髪なのが珍しいぐらいでしょうか。バスに乗り込むといつもの「どこ行きか、etc・・・」の説明をして、バスはつつがなく進んで行きます。
そして、何個目かの停車場所に近づいて来た時のことです。
「次は○○に止まります。直ぐに発車しますので、乗り遅れのないようにお願いします。」
そして、次に甲高い声で、
「ママ! このバスに乗り遅れちゃったらどうなるの!?」
さらには、女の人っぽい裏声でこう続きます。
「ママがいつも言ってるでしょう? バスは恋愛みたいだって。目の前で走って行っちゃっても、また次に来たやつに乗ればいいのよ。」
「でもママ! 荷物はどうなるの!? 荷物はそのバスに積みっぱなしでしょ!?」・・・
と言った感じです。この漫談(?)は彼がバスを降りるまで続き、最後は乗客の拍手で送られて行きました。
どうにかしてもう一度この運転手さんのバスに乗りたいものです。目撃情報をお待ちしております。
Stay Alive
これは、エドモントンからカルガリーまでの夜行に乗ったときのこと。日本の夏みたいに恐ろしく暑い日でした。バスに乗ってさあ、一眠りしようとしましたが、クーラーがガンガンに効いて眠れません。でも私はシャイな日本人。最初は我慢していました。もちろん寒いのが大丈夫な周りのカナディアンからは文句は出ません。
しばらく様子を見ましたが、これはなんとも寒すぎます。このままだと、カルガリーにつく頃には私は立派に風邪を引いていることでしょう。
そこで、やはりこの国では発言をしなければ!、と勇気を振り絞り、停車中に外でタバコを吸っていた運転手に、
「あの、すみません、温度上げてもらえませんか?」と言ってみました。
すると、運転手は困ったやつだといわんばかりに深いため息を一つ。そして、
「あのね、今日俺はすごくハードな一日だったわけ。さらにこの夜行バスも運転している。運転席の周りを冷たくしておかないと、俺、居眠り運転するよ? Stay Alive(生きて)したかったら、このままにさせてくれ。」
「Ah・・・OK・・・。」
Stay Aliveしたかったら、とまで言われて反抗するガッツは私にはありませんでした。しかたなく、席に戻り、持っていた新聞を体に掛けて寝ました。ちなみに、風邪は引きませんでした。
足の臭い事件
これは友人とカルガリーに買い物に行った時のことです。朝8時半ぐらいのカルガリー行きにバンフから乗り込みました。このバスは、バンクーバーを前日の夕方出て、朝バンフに到着する夜行便です。
バスに乗り込んだ瞬間、変なにおいがしました。というかこれはまさしく・・・足の臭いです。その匂いは、靴を脱いでお休み中の東洋系の男性から来ているようです。残念なことにグレイハウンドのバスは窓が開きません。直ぐ、バンフから乗り込んだ臭いに耐えかねた白人男性が、その臭いの元を起こし、紳士的に"Your feet are too strong. Do you know what I mean? "と話しかけます。
そして、その臭いの元の返事は、"I don't understand."
"too strong"とかまわりくどい言い方をしたから分かってもらえないんじゃないのー? とかちょっとキツイけど"Your feet are stinky! "とか言った方がいいんじゃないのー? とか心の中で突っ込みを入れますが、 白人男性は既に諦めたようです。かといって臭いのも耐えられないようで、一番前の座席に逃げていってしまいました。これまで一緒に乗ってきた人たちはいったいどうやって我慢したと言うのでしょうか。 「西洋人はずけずけ物を言う」という既成概念が少し崩れた日でした。というか、次に同じ目に遭う前に、私はどんな準備をしておいたらいいのでしょうか?
ナオミ
自分で簡単にできるマッサージ講座⑤~便秘と寝違え~
【便秘】
便秘に効くツボは、手のひらやお腹、脚など、からだ中に数多くあります。 その中でも今回紹介するのは、手と脚にあるツボです。
←膝のお皿の外側下にあるくぼみから指4本分下にあるツボ。脚とは反対側の手の親指でぐーっと力を加える。膝方向に向かって筋肉を押し上げるように押すと効きやすい。
←親指と人差し指の間の、最もへこんでいる谷間になった部分。逆側の手の親指で押す。
【寝ちがえ】
寝ている間に、首の横や後ろの筋肉が緊張状態を強いられることで起こるのが「寝ちがえ」です。首と肩のマッサージをすると共に、手と脚のツボを刺激すると効果的です。
外側のくるぶしの上から指4本分上にあるツボ。膝を立てるとツボを探しやすい。
手の便秘のツボの図参照。人差し指と中指の骨の間を手首の方へ向かって触れていくと、くぼんでいるのがツボ。押すと鈍い痛みがある。ツボを押される側の手は軽く握ってゲンコツ状態にしておくとより刺激しやすい。
タイ式 マッサージ・セラピスト 小松浩二
Let's Talk Like Canadians!!
~英会話ワンポイントアドバイス~
go the extra mile =
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